語学力や柔軟な価値観があっても、「グローバルポジション」の採用においては、“専門性”や“実務スキル”が重要な判断基準になります。
特に会計・経営・戦略分野では、資格を保有していること=即戦力の証明になることも。
海外でのキャリアチャンスを広げたい人にとって、資格は心強い武器になります。
この記事では、「資格を活かして海外で働く」ことを現実にするために重要な3つのポイントを解説します。
3つのポイント
ポイント①|「語学力」+「専門性」で差別化
海外駐在やグローバルポジションを狙うには、単なる英語力だけでは不十分です。
企業が求めているのは、
- 海外拠点で即戦力として業務を進められる力
- 海外のカウンターパートと対等にやりとりできる知識・資格
です。
たとえば、以下のような組み合わせが企業で高評価を受けています:
語学力 | 資格例 | 想定ポジション |
TOEIC 850点〜 | USCPA、公認会計士、簿記1級 | 海外子会社の経理・財務責任者、現地法人マネジメント |
語学+資格の“掛け算”こそが、他の候補者との差を生む武器になります。
ポイント②|「海外志向」を明確に伝える工夫を
意外と見落とされがちなのが、“海外で働きたい”という意思を明確に発信することです。
資格やスキルがあっても、それが「海外志向」と結びついていなければ、チャンスは回ってきません。
✅履歴書・職務経歴書に記載すべき要素:
- 海外業務への関心や経験
- 留学・海外旅行・海外取引の経験
- 英語での業務対応実績
- 今後のキャリアで目指す方向性
企業側に「この人は海外勤務への適性がある」と思わせるストーリーを描くことが重要です。
ポイント③|“今いる場所”でグローバル業務に関わる機会を作る
「まずは国内勤務で経験を積んでから…」という企業も多く、いきなり海外赴任できるとは限りません。
しかし、たとえ日本国内にいても、次のような業務に関わることで海外との接点を増やすことが可能です:
- 海外拠点との会議・レポーティング対応
- 英語での社内資料・プレゼンの作成
- 海外ベンダー・顧客とのやり取り
- 海外IR・監査対応などのプロジェクト参画
「社内で海外業務に関われる立ち位置」を取っておくと、海外赴任やグローバルポジションへの推薦も受けやすくなります。
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まとめ|“資格”を“海外で使えるスキル”に変えるには?
資格を持っているだけではなく、「どのように活かせるのか」、「海外で何をしたいのか」
を言語化・行動化していくことが、グローバルキャリア実現のカギです。
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