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スタートアップか、大手か?転職する前に知っておくべき違いや、メリット・デメリットを解説

2025 7/08
Tips
2025年4月2日2025年7月8日
目次

スタートアップがなぜ今注目されているのか 

スタートアップとは、革新的なビジネスモデルやテクノロジーを基盤に、短期間で急成長を目指す企業のことを指します。 

現在、日本では2万社以上のスタートアップがあると言われており、投資額もここ10年で飛躍的に増加しました。2014年から比べると、2024年の国内のスタートアップ投資額は5.3倍の7,793億円になっています。(参考:経済産業省) 

特に注目を集める分野はAI、SaaS、バイオなどで、多くのVC(ベンチャーキャピタル)が積極的に投資を行っています。 

2020年代に入り、少子高齢化や大企業の構造変化で終身雇用神話が崩壊する中で、大手出身のハイクラス人材が「安定よりも自己成長」を求めてスタートアップへ 
挑戦する流れが加速しています。 

スタートアップと大手企業の違い 

大手企業でのキャリアとスタートアップでのキャリアは、一見同じ「ビジネスパーソン」という括りでも、その中身は大きく異なります。 

大手企業の特徴 

  • 組織や役割が細分化され、担当領域が明確 
  • 入社後の研修や育成プランが体系化されている 
  • 福利厚生や給与体系が安定している 
  • 同期やOB/OGネットワークが強く、転職市場でも安心感がある 

スタートアップの特徴 

  • 少人数で役割が多岐に渡り、裁量が大きい 
  • 社長・経営陣との距離が近く、経営視点が学べる 
  • 成果次第で短期間に役職や待遇が変わる 
  • ストックオプションなど資産形成の機会もある 
  • 組織の変化や事業フェーズの変化が激しく、柔軟性が必要 

スタートアップ転職のメリット 

① 圧倒的な成長環境 

スタートアップでは、一人が担当する範囲が広く、事業規模にもよりますが、営業から企画、マーケティング、プロダクト改善など、複数の役割を横断して経験するケースもあります。 

特に立ち上げ初期の場合は、少人数で会社を回していく必要があるため、経験がない業務も積極的に関わることが推奨されます。既存のシステムや計画に従って効率性を追求する大手企業と違い、自ら主体的に動いて事業を作り上げていく環境の中で、大きな成長が見込めます。 

② 若くして意思決定に関わる 

大手では数年〜十数年かかるポジションに、スタートアップでは20代後半で就くことも珍しくありません。実際に多くのユニコーン企業では、COOやCXOに30代前半の若手が就任しています。 

CxOポジションでなくても、経営陣との距離が近いため、日々の業務の中で経営の意思決定プロセスを現場で見て学ぶ機会も多いです。迅速な意思決定のスピード感を身をもって体感し、そのスキルを身につけられることも、大きな武器となります。 

③ ストックオプションなどの資産形成チャンス 

ストックオプションとは、自社株を特定の金額で購入する権利のことです。資金調達を重ねてIPO(新規株式公開)を目指すスタートアップの場合、初期メンバーにストックオプションが付与されるケースもあります。また、福利厚生などが用意されていない分のインセンティブをストックオプションとして付与する会社もあります。 

IPO時やM&Aで資産形成を実現した例は数多く、「年収だけではない報酬の形」があるのが魅力です。 

スタートアップ転職のデメリット 

もちろん、リターンが大きい分、リスクも無視できません。 

① 経営が不安定になる可能性 

スタートアップの多くはVCからの資金調達で事業を伸ばしているため、業績が不安定だと追加調達が難しくなり、資金繰りが急激に悪化することもあります。 
場合によっては撤退やピボット(事業転換)、レイオフ(人員削減)が発生する可能性は大手より高いのが現実です。 

② 福利厚生の差や制度が未整備 

スタートアップでは、整備された人事制度や福利厚生は発展途上の場合が多いです。育児休暇や住宅手当など、大手と比べると見劣りする部分があることもあるかもしれません。 

ただし事業が軌道に乗り始めた企業や、本格的にIPOを目指すフェーズに入っている企業の場合は、福利厚生も充実しはじめている可能性があり、入社前の確認が必要なポイントです。 

③ ワークライフバランスが崩れやすい 

少人数で業務を回すため、一人にかかる負担が大きくなる局面もあります。 
成果を出さないと淘汰される厳しさがある一方で、「成長のための投資」として受け入れられるかどうかが分かれ目です。 

スタートアップ転職で考えるべきこと 

大手からスタートアップに挑戦する際、以下のポイントは必ず押さえておきましょう。 

① 事業フェーズを見極める 

スタートアップといっても、創業初期(シード)、成長期(シリーズA/B)、IPO準備期など、フェーズによって求められるスキルやリスクは異なります。 

  • シード期:ゼロイチの泥臭い立ち上げがメイン 
  • 成長期:PMF(プロダクト市場適合)が進み、組織化が始まる 
  • IPO期:管理体制を整えながら拡大を目指す 

自分のキャリアゴールと相性の良いフェーズを選ぶことが重要です。 

② 組織文化とのフィットを確認する 

スタートアップ選びでは、チームのカルチャーや価値観の相性も非常に重要です。少人数の会社では、現在いるメンバーや経営陣のスタイルで文化が形作られているため、無理なくフィットできるかを面接の段階から見極めることが入社後の成功につながります。 

面接では現場社員やマネージャーとも会わせてもらい、「どんな人が評価されているか」「意思決定はどのように進むのか」など、実際のカルチャーを肌感で確認することが、入社後のミスマッチを防ぐポイントです。 

③ キャリアのゴールを明確にする 

スタートアップ転職を単なる「次の職場」として考えるのではなく、自分のキャリア全体の成長戦略の一部として位置づけることが大切です。 

スタートアップでは、大手では得がたい裁量や経営視点、スピード感のある意思決定に関わる経験が積めます。これらは将来的に次のポジションでの昇進や起業、他社の経営層へのステップアップにも繋がる重要な武器になります。 

どのフェーズのスタートアップでどんなスキルを磨くのか、どんな実績を残すことで自身の市場価値をどこまで高められるかを具体的に描いておくことで、入社後の目標設定もブレなくなります。また、仮に合わなくて転職することになったケースでも、経験から得たものが説明しやすくなり、不安が軽くなります。 

まとめ 

大手からスタートアップへの転職は、キャリアの幅を飛躍的に広げ、成長スピードを高める大きな選択肢です。 

一方で、不確実性やリスクもあるからこそ、情報収集と自己分析を徹底し、納得感のある決断をしましょう。 

Linkard Careerでは、スタートアップ・グローバルに特化した転職支援サービスを行っています。最新求人の情報入手やキャリア相談をご希望される方は、お気軽にお問い合わせください。 

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この記事を書いた人

野田百詠子のアバター 野田百詠子

幼少期の一部をインドで過ごした後、2013年に東京大学へ入学。
東京大学入学から半年後、米国スワースモア大学へ進学。
2017年にスワースモア大学卒業後、シリコンバレーのスタートアップにてマーケティング・PR業務に従事。
2019年に日本に帰国し、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2021年には同社ニューヨークオフィスに出向し、世界中のオフィスへ向けた社内報などを担当する内部コミュニケーション部門に在籍。
2023年のマッキンゼー退職後は、EC事業を行うスタートアップの海外事業責任者として海外事業立ち上げを行う。
2025年にLinkard Groupに参画し、海外展開を行う日本企業、並びに、日本展開を行う外国企業へ幅広いサービスを提供している。

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