「せっかく資格を取ったのに、業務がルーチンワークで物足りない」、「もっとダイナミックな環境で経営に関わりたい」、そんな20代・30代の資格ホルダーに注目されているのが、スタートアップへの転職です。
特に、公認会計士・USCPA・MBAなどのバックグラウンドを活かし、経営直下で実力を発揮できるポジションが急増しています。
本記事では、スタートアップで有資格者が目指せる“経営ポジション”の実態と、その魅力・求められる資質について解説します。
なぜ今、資格ホルダーがスタートアップで求められているのか?
スタートアップは急成長を遂げる中で、次の課題に直面しています:
- 資金調達や予実管理の高度化
- ガバナンス・内部統制の整備
- 海外展開・クロスボーダーM&Aの加速
これらを支えるのが、会計・財務・戦略に強い“経営参謀”タイプの人材です。つまり、「現場も分かり、数字も語れ、英語も通じる人」=資格×ビジネス経験×語学力を持つ人材が強く求められているのです。
スタートアップで目指せる“経営直下ポジション”5選
① 経営企画/事業企画
社長・役員直下で、事業計画やKPI設計、経営戦略の立案を担う。
→MBA・会計士・コンサル経験者が多数活躍中。
② 管理部門責任者(バックオフィス統括)
経理・財務・法務・労務の体制を一気に構築するポジション。
→USCPA/税理士資格が強みになる。
③ ファイナンス責任者/CFO候補
資金調達や投資家対応、上場準備などを担う。
→ベンチャーCFO経験者は市場価値が急上昇中。
④ 海外事業立ち上げ責任者
現地法人の設立、業務設計、海外展開戦略をリード。
→語学+USCPA/MBAなどが武器になる。
⑤ CEO室/右腕ポジション
複数の業務を横断的にカバーし、創業経営者の意思決定を支える。
→地頭力・スピード・巻き込み力が重要。
スタートアップで働く魅力とは?
スタートアップで得られるもの | 内容 |
経営に近い距離感 | 意思決定に直接関与。若手でも裁量大。 |
実力主義の評価 | 年齢ではなく成果と影響力で評価される。 |
キャリアの成長速度 | 同年代より数年先を行く経験が得られる。 |
将来的なCxO候補に直結 | IPO・M&A等で“経営人材”として引き抜かれる存在に。 |
20代・30代でスタートアップに飛び込む前に考えるべきこと
- 安定志向よりも“成長欲求”があるか
- 変化を楽しめる柔軟性があるか
- 自分で考え、動ける自走力があるか
- 数字・会計・英語など、共通言語を持っているか
まとめ|資格を“武器”に変えるのは、あなた次第
スタートアップというフィールドは、公認会計士・USCPA・MBAなどの資格者にとって、
「守りのキャリア」から「攻めのキャリア」へと踏み出す絶好の舞台です。
若いうちから経営の全体像に触れ、意思決定の当事者になれる経験は、将来的なCxOや起業にも直結します。
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