はじめに|「国内年収の限界」を超えるキャリア戦略
公認会計士やUSCPAは、日本国内でも高い専門性で評価されていますが、海外・外資ポジションでは年収が一段上のレンジに跳ね上がる傾向があります。
実際の求人市場では:
- 海外経営管理職:1,200〜1,600万円
- 外資系ファイナンス:1,000〜1,400万円
- 海外子会社CFO候補:1,500万円以上+ボーナス
といったレンジも珍しくありません。なぜ、会計士・USCPAは海外でここまで高く評価されるのか?その背景とキャリア戦略を紐解きます。
1. グローバル基準(IFRS・USGAAP)を扱える人材が圧倒的に不足している
海外企業の多くはIFRSまたはUSGAAPを採用しています。
USCPAや会計士(IFRSに強い人材)は、国際会計の“共通言語”を扱える人材です。
企業が求めているのは、「現地の会計士」ではなく、“グローバル基準で本社と会話できる人”。
そのため、下記ポジションでは年収が高騰しています。
- 海外子会社のFinance Manager
- グローバル連結担当
- 海外ローカル法人のCFO/Controller
- 国際税務・移転価格
2. 海外子会社管理は“会計 × 英語 × 経営”を兼ねる希少スキル
多くのグローバル企業は、「海外拠点のガバナンスが効かない」という課題を抱えています。
USCPA・会計士は、海外ポジションで以下を同時に担える人材として重宝されます。
- 財務諸表のレビュー
- 内部統制・ガバナンス
- 本社連結パッケージ対応
- 英語での監査法人対応
- 経営陣との意思決定サポート
この「専門性 × 英語 × 経営視点」が揃う人材は、世界的に不足。結果として、年収1,000万円以上の“マネジメント枠”に直行しやすいのです。
3. 外資・海外企業は“実力主義”なので給与レンジが高い
海外企業の報酬テーブルは、日本企業とは根本的に構造が異なります。
🌍 外資・海外企業の報酬構成
- ベースサラリー:日本より高い
- ボーナス:業績連動で年20〜40%
- RSU/株式報酬:テック企業だと100〜500万円相当
- 福利厚生:赴任手当・住宅手当など充実
たとえばシンガポール・上海・ロンドンなどのグローバルファイナンスの中堅層では、
【実例】
Base 900〜1,200万円
Bonus 200〜400万円
RSU 100〜300万円
が一般的なレンジ。
会計士・USCPAはこのテーブルに“そのまま”乗るため、日本国内よりも年収が跳ねやすくなります。
4. 会計・監査経験が“グローバルCFOの王道キャリア”だから
海外では、CFO=会計・監査出身の役員というケースが圧倒的多数です。
理由はシンプル:
- 会計=経営の言語
- 監査=リスク判断の基礎
- 海外では財務責任が非常に重い
USCPA・会計士は、海外では「経営の中心に近いスキルセット」を持つ人材として扱われます。
そのため、
- CFO
- Finance Director
- FP&A Manager
- Regional Controller
など、高待遇の管理職に抜擢されやすいのです。
5. “英語で専門性を説明できる人材”が圧倒的に少ない
多くの日本人は英語を話せますが、“英語で会計・財務の議論ができる人”はほとんどいません。
逆に言えば:
英語で財務説明ができる会計士・USCPA
→ 世界中の企業から引く手あまた
これは転職市場でも顕著で、海外採用担当からは「日本人USCPAは英語力が高いと年収が2段跳ねる」と言われることもあります。
6. 赴任手当・住宅手当・税務優遇で“実質年収”がさらに増える
海外駐在の待遇は、本給よりも手当が非常に手厚いのが特徴です。
▼ よくある手当例
- 住宅手当(年間200〜400万円相当)
- 子どもの教育補助(国際校の学費負担)
- 現地生活手当(5〜20万円/月)
- 渡航手当
- 医療保険
- 帰国フライト
特にシンガポール・東南アジアでは、手当込みの実質年収で1,500万円〜2,000万円超も珍しくありません。
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まとめ|会計士・USCPAは“世界で戦える専門職”
USCPA・会計士が海外ポジションで年収1,000〜1,500万円超を狙えるワケをまとめると:
- 国際会計基準を扱える専門人材が不足
- 会計 × 英語 × 経営が揃う希少スキル
- 外資・海外企業の報酬テーブルが高い
- CFO/Finance職の王道キャリア
- 英語で専門性を説明できる人材が希少
- 駐在手当で“実質年収”が大幅アップ
つまり、会計士・USCPAは「国内で限界を感じた時に海外で一気に年収を伸ばせる」
世界的に見ても希少な職種です。
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