STEP1|会社選定で陥りやすいミス
「人の役に立てるか」を最優先しすぎてしまう。
ENFJは、人を支え、導き、組織を良くしたいという思いが非常に強いタイプ。
そのため転職では「理念」「社会的意義」「人への貢献度」を重視しがちです。
よくある失敗例:
⚠️ ビジョンには共感したが、業務量や責任が過剰だった
⚠️ 周囲の期待に応え続ける前提の職場だった
⚠️ 「自分が頑張れば何とかなる」と思い込み、条件を深く見なかった
対策:
・「誰のために」「どこまで」貢献する仕事なのかを明確にする
・役割と責任範囲が言語化されているか確認する
・“自分が無理をしなくても回る組織か”を基準に入れる
STEP2|履歴書・志望動機でのミス
熱意と想いが前に出すぎて、実績が埋もれる。
ENFJは想いを言語化する力が高く、
志望動機や自己PRも熱量があり、好印象を持たれやすいタイプです。
一方で、感情や理念を語りすぎて、
「具体的に何ができる人なのか」が見えにくくなることがあります。
よくある失敗例:
・理念への共感が中心で、実務スキルが弱く見える
・成果よりも“頑張った姿勢”の話が多い
・チーム全体の話が多く、自分の役割が曖昧
対策:
・想いは短く、成果は具体的に書く
・「自分が担った役割」「生んだ変化」を必ず入れる
・人を動かした経験は、数字や結果とセットで伝える
STEP3|面接でやりがちなミス
相手に合わせすぎて、本音や限界を言えない。
ENFJは相手の反応を敏感に察知し、
面接でも場の空気を整えようと無意識に振る舞います。
その結果、条件面や不安点を飲み込みがちです。
よくある失敗例:
・「大丈夫です」「問題ありません」と言ってしまう
・業務量や期待値の確認を後回しにする
・入社後にギャップを感じても言い出しにくい
対策:
・事前に「これ以上は難しいライン」を書き出しておく
・質問は“不満”ではなく“確認”として伝える
・長く働く前提での質問(評価・役割・裁量)を必ずする
STEP4|入社後に起こりやすいギャップ
期待されすぎて、感情労働が過多になる。
ENFJはリーダーシップと共感力が高く、
相談役・まとめ役・調整役を自然と任されます。
その結果、感情面のケアまで背負い込み、疲弊しやすくなります。
よくある失敗例:
・部下や同僚の感情ケアを一手に引き受けてしまう
・自分の仕事が後回しになる
・「頼られる存在」でいることがやめられない
対策:
・感情労働が評価に含まれる職場かを確認する
・一人に依存しない体制(1on1文化・チーム制)を重視する
・“助ける役割”を分散できる環境を選ぶ
STEP5|ENFJが後悔しない転職の成功ポイント
・「貢献」と「自己犠牲」を切り分けて考える
・人への影響力を、実績として言語化する
・相手に合わせすぎず、自分の条件を明確にする
・感情労働が過剰にならない組織構造を選ぶ
・“自分が元気でいること”を最優先の価値に置く
まとめ|人を導く力は、まず自分を守るところから
ENFJは、人の可能性を信じ、前に進ませる力を持つタイプ。
その存在が、チームや組織を大きく前進させます。
ただし転職では、
・期待に応えすぎる
・自分の限界を後回しにする
・「頼られる自分」を手放せない
ことで、心身をすり減らしてしまうことがあります。
大切なのは、
「人を導く力」を“持続可能な形”で使える環境を選ぶこと。
ENFJが、自分の情熱を失わず、
長く健やかに活躍するための5STEPを、この記事にまとめました。
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