STEP1|会社選定で陥りがちなミス
“価値観の一致”を重視しすぎて、実務の現実を見落とす。
INFJは、職場選びで
「理念」「組織の価値観」「社会貢献」などを最重視します。
これは大きな強みですが、
理想を優先しすぎて、働き方・負荷・人間関係などの現実面を見落としがちです。
💬 よくある失敗例:
・理念は素敵だったが、実務は極めてハード
・よい人が多いが、制度が整っていない
・「意味のある仕事」だが評価制度が曖昧
📌 対策ポイント
理念の一致+「日々の働き方がどうか?」で二軸判断する。
質問例:「この理念が現場で体現されている例はありますか?」
STEP2|履歴書・志望動機でのミス
抽象的で“内面の深さ”は伝わるが、具体性が欠ける。
INFJは文章表現が上手で、書類選考でも好印象を持たれやすいタイプ。
しかし、「深い意図」や「価値観」を語りすぎてしまい、
採用側には“何ができるか”が伝わりにくくなることもあります。
💬 よくある失敗例:
・抽象度の高い価値観ばかり書く
・「共感」「貢献」「成長」が中心で、実績が弱い
・自己紹介書が“エッセイ”になりがち
📌 対策ポイント
深い価値観 → それを“行動”と“成果”に落とし込む。
例:「人を支えたい → 面談設計を改善し、離脱率12%改善」
STEP3|面接で陥りやすいミス
慎重すぎて“熱意”が伝わらない。
INFJは質問に対して熟考し、慎重に回答を組み立てます。
その落ち着きは強みですが、面接では「熱意が弱い」と解釈されることがあります。
💬 よくある失敗例:
・即答しないため“温度が低い”と誤解される
・冷静で柔らかい話し方が「説得力不足」に見える
・感情表現を抑えすぎてしまう
📌 対策ポイント
“共感”と“ストーリー”で回答を補強する。
例:「前職で○○に向き合う中で、御社の理念に強い共感を持ちました。」
STEP4|入社後に起こりがちなギャップ
人間関係の“深さ”を求め、表層的なコミュニケーションに疲れる。
INFJは浅い関係性よりも“信頼できる少数の人間関係”を好みます。
しかし、職場によっては目まぐるしいコミュニケーションや
“表面的な会話”が求められ、疲労が溜まりやすいです。
💬 よくある失敗例:
・雑談文化や形式的な会議が苦手
・表面的なやり取りにストレス
・理念に共感して入ったが、実態はメンバーの温度が違う
📌 対策ポイント
“適度な距離感”を自分からデザインすること。
心理的安全性を感じられる環境・上司を見極める。
STEP5|INFJが後悔しない転職の成功ポイント
・理念+実務のリアリティを両軸でチェック
・抽象ではなく、成果と行動で語る習慣をつける
・慎重さゆえの「静かな熱意」をしっかり表現する
・深い関係を築ける職場の構造(1on1文化・小チーム)を確認
・“直感の精度が高い”自分を信じすぎず、現実とのギャップも確認する
まとめ|「深い価値観」を現実のキャリアに落とし込む
INFJは、深い洞察力と強い価値観を武器に、
職場に“理想の方向性”をもたらす貴重な存在です。
ただし、転職ではその理想が高すぎるゆえに、
現実とのギャップで大きく疲れてしまうことがあります。
大切なのは、理想を捨てることではなく、
“現実で実行できる形に翻訳する”こと。
価値観を守りながら働ける場所は、必ず見つかります。
そのための5STEPを、この記事にまとめました。
INFJタイプの方におすすめの求人はこちら


MBTI別転職シリーズ:関連記事


