近年、スタートアップや成長企業において BizDev(Business Development:事業開発) という職種の重要性が高まっています。
特に、コンサルティングファーム出身者がBizDevとして活躍するケースは増えており、多くのスタートアップがコンサル人材を事業開発ポジションで採用しています。
では、なぜコンサル出身者はBizDevとして活躍できるのでしょうか。
本記事では、BizDevの仕事内容と、コンサル出身者がBizDevに向いている理由について解説します。
BizDev(事業開発)とは?
まず、BizDevの役割について整理します。
BizDevとは Business Development(事業開発) の略で、主に以下のような業務を担当します。
- 新規事業の立ち上げ
- 市場分析
- 事業戦略の立案
- パートナーシップ構築
- アライアンス
- 新しい収益モデルの開発
スタートアップでは、事業成長のドライバーとなる重要なポジションです。
企業によって役割は異なりますが、一般的には
- 戦略
- 実行
- 事業拡大
まで幅広く担います。
コンサル出身者がBizDevとして活躍できる理由
コンサル出身者は、BizDevと相性が良いスキルを多く持っています。
ここでは代表的な理由を紹介します。
① 課題を構造化する力がある
BizDevでは、新しい事業機会を見つけるだけでなく、
- なぜこの市場なのか
- なぜこのビジネスモデルなのか
- どこに課題があるのか
を整理する必要があります。
コンサルタントは日々、
- 問題分解
- 仮説構築
- 論点整理
を行っているため、複雑な事業課題を構造化する能力に長けています。
これはBizDevにとって非常に重要なスキルです。
② 市場分析・競合分析に強い
BizDevでは、新しい事業を立ち上げる際に
- 市場規模
- 競合状況
- 顧客ニーズ
などを分析する必要があります。
コンサルタントは
- 市場調査
- 競合分析
- 業界分析
などを日常的に行っているため、市場機会を見極める力を持っています。
そのため、新規事業の戦略設計において強みを発揮します。
③ 経営視点を持っている
コンサルタントは
- CEO
- CFO
- 経営企画
などの経営層と仕事をする機会が多く、経営視点で物事を考える習慣があります。
BizDevでは
- 投資判断
- 事業優先順位
- 収益性
などを踏まえて意思決定する必要があります。
そのため、経営視点を持つコンサル出身者はBizDevに適していると言えます。
④ プレゼンテーション能力が高い
BizDevでは
- 社内の意思決定
- 経営会議
- パートナー企業への提案
など、説明・交渉の機会が多くあります。
コンサルタントは
- 経営層向けプレゼン
- プロジェクト提案
などを日常的に行っているため、ストーリー構築やプレゼン能力が高い傾向があります。
この能力はBizDevでも大きな武器になります。
⑤ 不確実な環境への適応力が高い
コンサルではプロジェクトごとに
- 業界
- テーマ
- 課題
が変わります。
そのため、未知の領域でも短期間でキャッチアップする能力が求められます。
BizDevでも
- 新市場
- 新しいビジネスモデル
- 新しいパートナー
など、常に未知のテーマに向き合うことになります。
こうした環境でも、コンサル出身者は適応力を発揮しやすいと言われています。
BizDevで活躍するために必要なスキル
一方で、コンサル出身者がBizDevで活躍するためには、以下の点も重要です。
①実行力
コンサルでは提案が中心ですが、BizDevでは
- 事業立ち上げ
- パートナー交渉
- オペレーション構築
など、実行まで担う必要があります。
②ビジネス感覚
BizDevでは
- 売上
- 顧客ニーズ
- プロダクト
など、実際のビジネスを理解することが重要です。
そのため、現場感覚を持つことも大切です。
まとめ
コンサル出身者がBizDevとして活躍できる理由は以下の通りです。
- 課題を構造化する力
- 市場分析・競合分析能力
- 経営視点
- プレゼンテーション能力
- 不確実な環境への適応力
これらのスキルは、新しい事業を創るBizDevの役割と非常に相性が良いと言えます。
そのため近年、多くのスタートアップがコンサル出身者をBizDevポジションで採用しています。
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